研究テーマ

  1. デジタルグリッド
  2. デジタルグリッドルータ(多端子型非同期連系装置)やデジタルグリッドコントローラを使って、現在の電力系統をやや細分化して、自立可能な電力系統の集合体にすることで災害に強く、再生可能エネルギーの変動を抑制し、電力を識別して授受できるようにします。

  3. 電力センサー
  4. 電力の受電点に設置して、需要予測をしたり、電気機器の識別分離をしたり、需要家内の情報を個人情報に配慮して吸い上げたり、その他多様な用途に使用可能なプラットホームを構築します。デバイスは2016年4月には完成予定です.Intel Edisonを搭載したインテリジェントな電力センサーです.スマートメータとは異なり,10秒単位の電力を取得したり,電流波形を細かく取得したりできます. このプラットホームを使って新しいサービスアプリケーションを構築していきます.

  5. 双方向インバータとデジタルグリッドルータ
  6. 低価格で制御性の高いDC/AC双方向電力変換器(インバータ)を開発します。ハード・ソフトをオープン化して、電力変換技術への参入障壁のハードルを大幅に低下させます。また、これらを組み合わせた電力ルータを同様に構築し、オープン化します。

  7. 地方創生エンジンとしてのデジタルグリッド
  8. 地方の一定エリアや工業団地、ビル、商業施設などをセルグリッド(自立可能な中小規模電力系統)化し、極めて安定・高品質な電気を再エネ電源を主体に、安価に供給し、そのプロジェクトを基盤に地方創生ファンドを構築します。再エネによる雇用創出と安価な電力を基にした新産業創出を自治体の力をてこに実現します。

  9. 卒論/修論テーマ
  10. 今までは電力自由化にむけ,次のように経済モデル構築とシミュレーションを中心としたテーマが多かったと思います.これからはプログラミングによるハードウェア制御なども追加していきたいと思います.

    (今までの例)

    ①系統電源の選択/太陽光・エネファーム・ディーゼルなどの自家発/蓄電池などを交えたハイブリッドな電源の最適化およびその最適運用シミュレーション,②マルチエージェントによる個別電源の普及予測,③遺伝子アルゴリズムによる電気料金メニュー構築,④ダイナミック産業連関分析による地方創生モデルの構築,⑤託送料金と地域別電気料金の検討,⑥電力データからの使用電気機器判別や生活状態の推定,⑦自然エネルギー分布に基づく送配電網の長期的変化予測など.